2020.04.10
コラム

【コラム】日本のごみを減らすには?

日本人が毎日出しているごみの量を、皆さんご存知でしょうか?
環境省「一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成29年度)について」によると、日本人の11日当たりのごみ排出量は920グラムという調査結果がでており、毎日1キロ弱のごみを出しているということになります。日本人の2018年の平均寿命は男性が81.25歳、女性が87.32歳であり、仮に平成29年度の1人1日当たりのごみ排出量で一生分を換算すると、より長生きの女性の平均寿命では、一生で29トンのごみを排出することになります。29トンというとなかなか想像がつかないのではないでしょうか。私たち日本人は、大量のごみを出しながら生きていることがわかります。

さらに世界と比較してみると、OECD統計の都市ごみ(都市の活動に伴い、広く都市内から排出される廃棄物の総称)の2017年度排出量は、加盟国の中で日本が3位となっております。


出展:OECD Municipal waste2017年データをもとに作成
アメリカが群を抜いてトップですが、2位のドイツに続いて日本は42,894トンで3位という結果になっています。世界と比べても、普段の生活でいかに日本人がごみを出しながら生活しているかがわかります。

そもそも、ごみの排出量が多いということは、焼却炉で処理することによる二酸化炭素の排出増加など、環境に多大な悪影響を及ぼしているのです。

ところが、現在の私たちの生活は便利になるにつれて、大量のごみを排出しています。
例えば、スーパーで食料品を買い物したとき、お肉や魚は食品トレーに入っていることが多く、また野菜などもビニール袋で包装しているものも少なくありません。
納豆や豆腐も個包装されており、料理をして食事をし終わった後には、ごみ箱の嵩が大分増えてしまっていることもしばしばです。

また、便利なレトルト食品も必ず包装された状態で販売されています。
おかげで私たちは、簡単にそして安全に鮮度が保たれた食品を購入し食事することができているのです。特に共働き家庭が増えた現在、家事の時短は重要視されており、ごみ問題に配慮しながらこの便利な生活はできるだけ維持されるべきです。

そこで無理をせず、生活の中でできることからごみ削減に11人が取り組事が大切になってきます。例えば、なるべく野菜は包装されていないものを買ったり、マイバックを持ち歩いたり、ペットボトルは極力買わずにマイボトルを持ち歩いたりなど。そして、食品関係では、食べきれる分をしっかり考えて買うことも重要です。また生活用品では、シャンプーや洗剤なども、詰め替えタイプを買うことで容器分のごみ削減にもつながります。

さらにごみを出さない買い物方法として、近くの量り売りショップで買い物をするという選択もあります。容器を持参すればその場でほしい分だけ購入することができるため、容器分のごみがでません。量り売りショップを紹介しているサイトがありますので、是非お近くのお店に容器を持参できるタイミングで足を運んでみてはいかがでしょうか。

参考:プラなし生活(lessplasticlife.com)「日本の『量り売りショップ』が見つかる!マップとリストで一挙に紹介」
https://lessplasticlife.com/take-action/kitchen-grocery_shoping/bulk-shops/#i-3

上記に挙げた例だけでも、今日から始められることがたくさんあります。
買い物をする際に価格や品質など考慮することは多くありますが、その一つに”ごみの減量”という考えを、11人が取り入れていきましょう。
そうすることで、さらに日本全体のごみ排出量を削減することができます。

今回は3RReduce リデュース:減らす、 Reuse リユース:繰り返し使う、 Recycle リサイクル:再資源化する)のリデュースを中心にご紹介いたしましたが、リユース、リサイクルについても今後ご紹介していきます。

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