2025.08.08
イベント

【レポート】マシンガンズ 滝沢秀一さんと考えるごみ問題(ロングライフ・カレッジ)

8月2日(土)、ロングライフ・ラボでは『ロングライフ・カレッジ』の一環として、『マシンガンズ 滝沢秀一さんと考えるごみ問題』を開催。
事前告知の段階から多くの反響が寄せられ、好評につき定員を30名から50名へと拡大しての実施となりました。

講師には、お笑い芸人であり、現役のごみ収集清掃員としても活躍中のマシンガンズ・滝沢秀一さんをお迎えしています。滝沢さんの講演では、「ごみはウソつかない」という視点から、ごみに込められた生活者の行動や心理、人間関係までを読み解くような内容が展開。
「ごみを見れば、その人がどんな暮らしをしているかわかる」「ごみの出し方には信頼が表れる」といった、日々の業務から導かれたリアルな気づきに、聞き手からは「なるほど!」と感心の声が漏れ、多くの方が深くうなずいていました。鋭い視点と軽快な語り口によるトークは、笑いあり驚きありの濃密なひとときを生み出し、まさに目から鱗が落ちるような体験になった方も多かったのではないでしょうか。
続くトークセッションでは、豊島区環境清掃部ごみ減量推進課の中野さんと滝沢さんが、生活者目線に寄り添ったテーマを取り上げながら意見を交わします。
中野さんの「実直なお人柄」と、滝沢さんの親しみやすくテンポの良い掛け合いにより、会場は終始和やかな雰囲気に包まれていました。その後のお隣様との「気づき」の共有タイムでは、酷暑の気温を上回る熱量で会話が盛り上がり、参加者同士が自発的に深い対話を重ねる姿が見られました。
終了後のアンケートでは、「期待以上」との回答が80%を超え、当初の目的通り、参加者の皆様に「気づき」や「次なる行動へのきっかけ」を届けることができたと言えるでしょう。

【参加者様の声・感想・行動すること】*アンケートより
\参加者様からのステキな気づきと感想を共有いたします/
リチウムイオン電池の危険性は知らなかった。なぜ空港で荷物にリチウムイオン電池が入っていないか確認するのか理解した。ゴミの処理に多額の税金がかかること、分別がされないことでよりかかることを知り、衝撃だった。
ゴミの最終処分場についてはなんとなく知っていましたが、危機的な状態にあることは知らなかったです。また、ゴミの汁を絞る事でも大きな貢献になることを知りました。
日本人だからできている強みを活かして、世界に影響を与えるチャンスだと思いました。インバウンドで沢山の外国の方が日本文化、らしさを見に来ているので、分別できるところや、デポジットがなくとも行動できる人もいるというところ。
買い物をする際、本当に必要になるのかをしっかり考えたり、ゴミの行き先についても子供達と一緒に学んで行こうと思います。(先程本購入しました)
生ゴミは、全てコンポストをコンプリートします!あとは、ものを買わない選択。長く使う選択。
思っている以上にプラとして出せるゴミが多そうなので、洗ってきちんとプラとして出す。あと、私は古着が好きなので(そして人権問題とかがあるのであまりファストファッションから買わないようにしたい、特にウイグル人の人達を強制労働させて作った服)、これからも古着を買う。
ゴミを減らす取り組みとして、何かを購入するときは、自分が本当に魅力的だと思うかどうかを意識していこうと決意しました。
今日知り得た事を出来るだけ多くの人にアウトプットしていきたい。
清掃事務所の方とのトークセッションがとても良かったです。どういったことが課題になっているのかがわかったので、今後の活動の参考になりました。
滝沢さんの講演にプラスして、トークセッションを設けてくれたので新たな視点が持つことができとても良かったです。

イベント一覧