- 2026.01.18
- コラム
【独自】地球温暖化はどこまで進んでいる? ~1.5℃の約束が揺らぐ~
先日(2026年1月14日)、コペルニクス気候変動サービスから、2025年の世界平均気温が発表され、 産業革命前比で +1.47℃ であったことが明らかになりました。1.5℃という超えてはいけないラインをわずかに下回ったものの、この数字が示すのは「安心」ではなく、むしろ地球が危険域のすぐ手前に立ち続けているという厳しい現実です。2024年には、世界平均気温が +1.6℃ に達し、人類史上最高を記録しました。これは、人類が掲げてきた『1.5℃の約束』(パリ協定で合意された気温上昇の抑制目標)を年間平均として初めて超えてしまった年でもあります。

1.5℃というラインは、単なる象徴ではありません。気候システムが不可逆的に変化する「ティッピングポイント」に近づく危険域であり、氷床の崩壊、海流の変化、生態系の連鎖的な損失など、後戻りできない事態を引き起こす可能性が高まる境界線です。
1.5℃を超えた2024年の翌年にあたる2025年が +1.47℃ にとどまったのは、一時的な揺り戻しに過ぎません。2023年~2025年の平均が+1.52℃であることからも、長期的な温暖化傾向が変わったわけではなく、専門家も「予断を許さない状況」であることを強調しています。むしろ、2024年に1.5℃を超えたという事実そのものが、地球がすでに危険域に足を踏み入れつつあることを示しています。

🌱 だからこそ、私たちの行動が問われています。
再生可能エネルギーの拡大、脱炭素技術の導入、日常生活での省エネ行動――どれも小さな一歩ですが、積み重ねれば確かな変化を生み出します。地球の未来は、まだ私たちの選択によって変えられます。
「1.5℃の約束」を守るために、これからも温暖化対策を着実に進めていきましょう!
