2024.03.15
イベント

【レポート】JEPLAN様工場見学(ロングライフ・カレッジ)

先日(3/5)、生活者が気軽に”持続可能な社会づくり”について学べる『ロングライフ・カレッジ』の一環として、2022年10月開催のロングライフ・ラボ「第4回シンポジウム」の基調講演にご登壇いただいた、株式会社JEPLAN 取締役執行役員会長 岩元美智彦氏のグループ会社(ペットリファインテクノロジー株式会社様)のペットボトルのケミカルリサイクル工場見学会を実施いたしました。
今回参加された方のうち、第4回シンポジウムで岩元様の講演を聴講された方に多く参加いただきました。皆さん、講演内容に興味を持っていただいていたようです。

●『JEPLAN様 ペットボトルのケミカルリサイクル工場見学』開催概要はこちら
● 2022年10月開催『第4回 シンポジウム』 レポートはこちら

工場見学では、全国から回収した使用済みペットボトルを洗浄し、ペットボトル本体を粉砕されたフレークが山のように貯蔵されている場所や、工場内を移動しながら、PRTケミカルリサイクルの方法を説明いただき、最後に、再生されたPET樹脂が保管されている倉庫を見学することが出来ました。残念ながら、化学的な技術を用いた工程では、実際に見ることが出来ませんでしたが、滅多に見ることができない光景は圧倒されました。

続いて、岩元美智彦様の特別講演では、『地下資源争奪戦争を終わらせるのは、金じゃない・武器じゃない。わくわく・ドキドキ循環型社会で世界平和!』をテーマに最新の事例を踏まえてお話いただきました。
ケミカルリサイクルの仕組みだけでなく、循環型社会形成が可能になるための『循環の3つのトライアングル(➀技術・②みんな参加型のリサイクルインフラ・③正しいを楽しいに!)』など、たくさんの気づきを提供いただきました。
現在では、プライベート服だけでなく 学生服(全国500校の中学・高校にBRINGボックス設置)やユニフォーム作業服(1500社/年以上)にも取り組んでいるそうで、参加型のリサイクル循環が続々と生まれていることを感じることが出来ました。

今回の見学会は、岩元様と身近に交流できる貴重な機会だったため、大変有意義で、参加者様にご満足いただけたイベントになりました。参加者の皆さん一人ひとりが、自分ごととして行動するためのヒントを持ち帰っていただけたと思います。
”ひとりの100歩より、みんなの1歩”。みんなを巻き込んで平和な循環型社会にするためには、楽しく!わくわく・ドキドキが大切です!
この度は、ご多忙の中、講演いただいた岩元様、そして対応いただいたスタッフの皆さまに感謝いたします。


最後に、ご参加いただいた皆さまの声を一部ピックアップしてご紹介します。
■参加者さまのご感想(アンケートの一部抜粋)
【全体の感想】
岩元氏のお話を伺って”正しいを楽しい”に変えるキーワードはとても心に響いた。また工場を見ることができたこともよかった。
工場見学で臨場感を味わったのもさることながら、岩元さんのお話を改めて伺い感銘を新たにしました。
ペットボトルのリサイクル工場の見学を通して世界平和の取り組みについて教えていただけるとは思いもよらなかったです!感動しました。
リサイクルについて、分別することしかできていませんが、一人ひとりが心がければ本当に世界が変わると思いました。
【“みんな参加型の循環型社会”にするために、なにができると思いますか?】
まずは仕組みを知ることから。それを個人単位で発信していくことだと思います。
みんなでBRINGを着る。会社のユニフォームをつくり、社員みんなも参加してもらいます。
子どもの時から教育が重要、家族で体験できるイベントが重要
学校という場なので、生徒と一緒に想いを伝え、心が動けば行動につながると考えます
岩元さんの講演は高校生や大学生に聞かせたい

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