2022.04.11
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断熱等性能等級6・7が新設決定!

【断熱等性能等級6・7が新設決定!2022年10月から施行】
住宅の品質確保の促進等に関する法律が一部改正され、202241日より「断熱等性能等級5」および「一次エネルギー消費量等級6」が施行されました。また、国土交通省と消費者庁は2022年325日、日本住宅性能表示基準の一部改正を告示し、さらなる上位等級として、断熱等性能等級67が新設されることが決定しました。施行は2022101日からとなります。

<過去の参考記事>2021年11月「LLL断熱基準が国の住宅性能表示制度に採用見込み!」はこちら

2022年3月31日までの『断熱等性能基準の最高等級4』は、24年前からほとんど変わっていない緩い基準で、明らかに断熱性能が足りませんでした。
断熱等級4が最高等級たっだため、多くの生活者は十分な断熱性能と誤解し「冬、寒い」という”住んでからの後悔”が後を絶たないだけでなく、省エネ住宅普及の障壁になっていました。

 

住宅の品質確保の促進等に関する法律が一部改正され、2022年4月1日より「断熱等性能等級5」および「一次エネルギー消費量等級6」が施行されました。
また、国土交通省と消費者庁は3月25日、日本住宅性能表示基準の一部改正を告示し、さらなる上位等級として、断熱等性能等級6、7が新設されることが決定しました。施行は2022年10月1日からで、いよいよ、真の最高等級が誕生します。

 

2025年には、現行の一次エネルギー消費量、断熱等性能の等級4が適合義務化される予定です。
建築基準法の適合義務基準は、性能表示の等級1に相当するため、現行の等級4は等級1に格下げとなります。また、2030年には適合義務基準のさらなる厳格化が検討されています。

問い合わせ先:国土交通省 住宅局 住宅生産課 03-5253-8111(内線39-424)

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